手刻み

野芥二丁目の建売住宅「KMH1」の進捗をお知らせいたします。

工事は順調に進んでいて基礎のコンクリート打設まで完了しました。

コンクリート強度確保のため養生している間に、、

工場では図板を基に大工さんによる手刻みでの材料加工が行われています。

現在では主流となっているプレカットと違い、手刻みでの加工は木材1本1本の性質や木目に合わせながら仕口や継手や込み栓などの神社仏閣建築から伝わる技法を取り入れて土台・柱・梁の1本1本を精密に仕上げていきますので、建て方時の現場での取り合い調整もプレカットと比べてほぼ必要なく安心できる頑丈な建物になります。

宮大工レベルの技術なので現在では手刻み可能な工務店もわずかとなり、加工に要する時間と費用もプレカットに比べて増加するんですが、、、

今回は弊社の販売1棟目ということで太宰府天満宮や竈神社の修復など寺社建築も行う大庭建設さんに特色を出してもらっていますので、購入される方にとっては建売住宅購入という方法で今ではなかなか難しい手刻みの家を手に入れるという矛盾並みのハードルを越えるチャンスと思います。

土地に合わせてイチから設計して棟梁が図板おこして手刻み加工して、、、

販売手法は建売ですが、注文住宅より更に手間と技術をかけてますので私達も完成が楽しみです!

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