代表の川畑です。
建築を依頼する際に耳にする「材料支給」についてお話いたします。
工事見積の明細にある「材」とは材料(製品)で、「工」が作業費(設置取付や組立接続など)になります。よく手間込みとか人工という記載もありますが、手間込みとは材工合わせてこれですよの意味で、人工とは職人1人が1日かけて作業する単位です。10人工でしたら1人が10日間もしくは2人が5日間という意味になります。
弊社ではこの「材」の部分では、材料支給に注力しています。
それによって、同じ予算でより良い(より施主の要望に沿った)工事完成を目指せるからです。
工事を依頼した経験のある方ならわかると思いますが、その最中には少しでも結果が良くなるようにご自身でも色々な情報を収集されるのではないでしょうか。
そんな最中に好みのデザインでしかも安価な洗面器をみつけたらどうしますか?
施工業者さんに画像を見せて「これでお願いしたいです」と頼んだとします。
何割かの業者さんは「わかりました!」といってくれるのではないでしょうか。
でも「ウチで注文しておきますね!」までの対応はなかなか無く、施主自身でネット等で注文受取をしないといけない事が多く、製品によっては取付方法が数パターンありどれを選択していいかわからず諦めるのが実状かもしれません。
特に水回り品などは給排水方式を間違えると取付できませんので、施工業者さんが提案した提携メーカーの製品を断ったうえで別の支給品について何度も質問するのがまず精神的ストレスですよね、、。
弊社ではこちらから進んで材料支給を提案しています。
そのほうがメーカーなどの縛りがなくデザインや仕様もより施主の希望に近づけることが可能で、費用負担も減少できることで同じ予算の工事でもより多くの作業が可能になるからです。
まず施主の希望や好みのデザインをお聞きして、その範囲内でコスパ(予算と品質の釣合)とデザイン性も含めて私自身も良いと思う製品を探し出して、業者卸リストやネット通販サイトでしらみつぶしに最安品を選定します。
これをしっかり実行する事でうまくいけば材料費が元々の見積より20~30%程度安くなり、より好みにあった生活環境を目指せます。
弊社が目指すのは「どこのメーカーでも、どの部分につかう品でも、プロらしくプラスαの提案で」です!